六甲縦走
神戸の北にある六甲山系を、須磨から宝塚まで歩く六甲縦走というトレッキングルートがあります。
そのうちの西半分に相当する須磨〜新神戸を今年の春に歩いたのに続き、先週末残りの東側(新神戸〜宝塚)を歩いてきました。
8時、新神戸駅を会社の後輩二人とスタート。
いい天気で風もあまりなく、気温はやや低めながら快適なコンディション。
布引滝の雄滝付近からしばらく紅葉が楽しめました。
市ケ原と呼ばれるところから縦走路に入りました。摩耶山山頂に向けてのこの区間が、全縦走経験者である後輩によると今回のコースで一番キツい登りとのこと。
途中から紅葉はなくなり、木々はすでに葉を落としていました。麓でも紅葉の見頃は来週くらいまでかもしれません。
10時過ぎに摩耶山山頂付近に到着。摩耶ケーブルの駅がある掬星台ですこしばかり休憩しました。
確かにこの登りはけっこうキツかった。
10時20分ごろ掬星台を出発。ここからは舗装された車道を歩くこともありました。やや風が出てきて、時折肌寒い時も。
企業の保養所のような別荘のような並ぶエリアを経て、12時過ぎごろに六甲ガーデンテラス付近に出ました。
ここで後輩の一人がソフトクリームが食べたいと言いだし、しばし休憩。寒いって言うてたやん…。
ソフトクリームを食べ終わるのを待って再び歩き出しました。風はほとんどなし。
13時15分ごろ、六甲山山頂(最高峰)に到着。ほぼ予定通り。
少し降りたところで昼食。
風はないものの座っていると徐々に体が冷えてきたので、さらに少し降りて一軒茶屋に入り甘酒で体を温めました。
14時15分ごろ一軒茶屋を出発。予定より休憩しすぎたかも。すでに日は少し翳り始めていて、風も出てきました。
時折急なところもありながら、ここからはずっと下り坂。登りはもちろんしんどいのですが、下りも続くと膝や腰にダメージがきますね。
とはいえ、緩やかな下りも多く、飲む点滴と言われる甘酒を飲んだこともあってか、前半よりは元気に歩くことができました。
16時15分ごろ、塩尾寺に到着。ちなみにこのお寺は「えんぴんじ」と読むようです。
最後の給水休憩をとって、ここからはかなり急な舗装路を一気に宝塚駅前まで下ります。
17時15分ごろ、宝塚駅手前の宝来橋でゴール。
手元のGPSウォッチでの計測で約29km。休憩中うろうろしていたのもずっと取りっぱなしだったので、縦走路自体はもう少し短いと思います。
春の須磨〜新神戸と合わせて、一応これで六甲を縦走した、と言っていいのでしょうか。
1日で全縦走をする方からすれば邪道だと言われるのかもしれませんが…
次はもう少し短めのルートがいいなあ。
以下は自分自身への覚書として。
服装は、
・ランニング用の長袖Tシャツ
・ユニクロのフリースジャケット
・ウィンドブレーカーを兼ねたレインジャケットを着たり脱いだり。
・トレッキング用の手袋(特に防風防水ではない)
・サポートタイツ
・薄手のトレッキングパンツ
でした。
後半の六甲山山頂からの下りはやや冷えたのでレインジャケットを羽織ってましたが、塩尾寺近くまで降りてくると標高が下がったせいかむしろ暖かく感じられました。
天候や気温によりますが、今回のような晴れで無風に近い時でもユニクロのウルトラライトダウンのような薄手のダウンジャケットは持参しておいた方が安心だと思いました。
芋掘り&焼き芋会
2週続けて週末に台風がやってきた後、ようやくこの金・土は天気に恵まれました。
秋晴れの空の下、本日は会社の同僚たちとの芋掘り&焼き芋会でした。集まったのは我が家を含めて4家族10人。子どもは3人とちょっと少なめ。
さて、できはどうでしょうか?
お、見えてきた!
おお、なかなかのサイズ!
芋掘りを始める前に管理人の方から、上の葉が茂りすぎているのでひょっとすると芋はいまいちかも……という話もあったのですが、掘ってみると数もサイズもなかなかのものでした。
最終的にはこんなに穫れました!
学校でも芋掘りをした子が「学校のより全然大きい!」と喜んでいました。確かにこれだけ大きいと楽しいですね。
一通り掘り終わったところで、焼き芋の準備開始。今までは収穫して終わり、だったのですがそれも味気ないので、今回はそのまま焼き芋もやりましょう、という企画にしました。
火をおこす段になると途端に積極的に手を動かしだす男たち。
サツマイモは収穫してすぐよりも1週間程度干しておいた方が余分な水分が抜け味よくなるそうなので、今回は焼き芋にするためのものを別途用意しておきました(もちろん、収穫がイマイチだった時のことも想定しています)。
とはいえやっぱり掘った芋も食べてみたいので、2本ほど掘りたての芋も焼いてみることにしました。
ちょっと失敗したのが、火をおこすタイミング。焼き芋は遠赤外線でじっくり焼くので炭に火をつけてからしばらくおいて熾火の状態にする必要があります。ここで待ち時間ができてしまったので、芋を掘りはじめると同時に火をおこし始めるくらいの方がよかったなあ。
それでも、25分くらいで焼き芋が完成しました。
焼き芋用にはシルキークイーンという品種のサツマイモを買っていました。この品種は焼き芋にするとねっとりとした食感になります。そしてとても甘い!
子どもたちもおいしいと歓声をあげていっぱい食べていました。
ちょっとわかりにくい写真ですが、こちらは今日掘ったサツマイモ。
品種ははっきり覚えていないのですが、たしか鳴門金時だったような……。シルキークイーンとは違いほくほくとした栗のような食感でした。掘りたてだったからか、そういう品種だからか、それともシルキークイーンを食べた後だったからか、味はとてもさっぱりとした印象。こちらの方が好きだという人も結構いそう。
焼き芋を食べ始めたころに急に雨がぱらぱらと降ってくるという予想外の天気の急変もありましたが、焼き芋も食べ終わり、本日の芋掘り会は無事お開きとなりました。
参加してくれたみんなも、お菓子を持ってきてくれたり、コーヒーを沸かしてくれたりといろいろ協力していただいて楽しい会となりました。
解散した後、私は残ってソラマメの種を植えました。
来年の春はソラマメを焼いて食べるバーベキューがやりたいな~。
台風の爪痕
金曜の晩は雨が降ったものの、土曜の朝は時折雨粒がポツポツと落ちてくるものの何とか曇りと言い張れなくもない天気だったので、畑の様子を見にいってきました。
これはニンジンの畝。ひと月放っておいた割には思ったほど草が伸び放題というわけでもないのは、やはり秋になって涼しくなってきたからでしょうね。
ニンジン自体は順調に大きくなってます。
ニンニクの畝はさらに草が少ない。手入れした時期が最後だったからか、それともニンニクの力が何か働いているのでしょうか?
こちらもニンニクは順調。
ダイコンの畝。ひと月前にある程度の大きさになっていたものはそのまま育っていますが、反対に以前葉を虫に食われて茎だけになっていたものは跡形もなくなっていました。
最後にサツマイモの畝。もうだいぶ育ちきっていて葉の色が変わってきてしまっています。
来週には会社の後輩家族を呼んで芋掘りの予定です。
先週の台風21号の影響というか被害を一番受けていたのが農園の農具小屋。見ての通り全壊していました…!
とりあえず野菜はなんとか無事でしたが、今週も予想通り週末はずっと雨のようで、何も作業は出来そうになく、来週の三連休は晴れるようにただ祈るばかりです。
小さな相棒
今週はずっと天気がイマイチな予報で、週末畑に行けるかどうか不安定な状態。
ということで、せっかくなので畑ネタではないですが投稿してみます。
こんなものを買いました。
さて、なんでしょう?
答えはこちら。単眼鏡というものです。
望遠鏡の一種というか、小さな望遠鏡そのもの。手のひらに収まるくらいのサイズ感です。
Vixen 単眼鏡 マルチモノキュラーシリーズ マルチモノキュラー6×16 1121-04
- 出版社/メーカー: ビクセン
- メディア: Camera
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こんな小さな望遠鏡ですから、倍率はそれほど大きくありません。私が購入したもので6倍の倍率ですから、もちろん星を見たりバードウォッチングに使うわけではありません。
主な使い道は美術鑑賞です。
例えば、美術館博物館でガラス越しに展示品を見るとき。細かい造作を見たくてもそれ以上近づけない時、この単眼鏡が役に立ちます。
あるいは、神社仏閣などで奥の方にある仏像や社殿の天井画など遠くにあるものを見たい時。
もちろん美術鑑賞以外でも、スポーツ観戦や子どもの舞台発表を見るときなどにも使えます。私の場合は仕事柄IT系のセミナーに参加することがありますが、そうした時に部屋の後ろの方だとプロジェクターで映された資料や画面が見えにくいことがあるので、そうしたときにもいいですね。
この手の単眼鏡はそうした用途のために、倍率は抑えめであると同時に近くから焦点が合うようになっています。つまり望遠鏡でありながら、ちょっとルーペっぽい使い方にも対応できるようになっています。
例えば、ガラス越しに展示品を見るとすると、実際には1メートルも離れていないところから見ることになります。普通の望遠鏡なら近すぎて焦点が合わないのです。
この秋は京都国立博物館で開催されている国宝展をはじめ、見たい展示会がいくつかあるので、こいつをお供に回りたいと思います。